鈑金塗装

初めて鈑金塗装 【ばんきんとそう】 を利用する方の中には、「鈑金塗装ってどんなことを行うの?」「そもそも鈑金塗装って何?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?鈑金塗装とは車が損傷した部分を修復し、塗装して元の状態に戻す作業のことです。しかし、初めて鈑金塗装に出す人にとってはどんなことを行うのか疑問に思うことが多いですよね。
そこで今回は、鈑金塗装の流れや塗装に使われる塗料の種類についてご紹介します。

1.鈑金塗装とは?
鈑金塗装とは、自動車のボディのキズやへこみ、塗装の剥がれなどを修理・修復したりする作業のことです。作業内容は大きく分けて、鈑金と塗装の2つの工程に分けられます。
鈑金作業では主に、事故や衝撃または、経年劣化によって変形したボディを整えていく作業です。外装パネルを叩いたり、裏側から押し出したり、表側から引き出したりしながら修理・修復を行っていきます。
一方、塗装工程では、鈑金によって整えたボディ外装に色を塗り、ボカシや調色を行って周囲の色合いと同調させていく作業です。塗装したことが一見しても分からないレベルまで美しく仕上げていきます。
2.鈑金塗装の基本的な流れ
2-1.鈑金作業では自動車のボディのへこみやキズ部分の復元作業を行います。最初に、損傷部分とその周辺の塗装を削り落とす作業です。次に損傷部分を専用の工具を使用し可能な限り元の形まで復元した後、パテを使用して表面の部分を凹凸なく自然な状態に復元していきます。
この工程は出来上がりが大きく左右する作業であるため、慎重かつ丁寧に行います。

2-2.下地づくり「下地づくり」とは下地塗装をする前に行う工程です。鈑金した凹凸を取り除いていき、鏡面に仕上げるための最終調整を行います。この工程も塗装面に大きく影響を与えるため鈑金作業同様に重要な工程です。
2-3.下地の塗装
「塗装」の工程の前に、サーフェイサーを吹きつける作業です。サーフェイサーとは、塗装の下地となる塗料で、サビを防止する効果があり、塗装の前の下地の状態のときにサーフェイサーを塗布することで、塗装面をならして上塗りする塗料の密着性を高めます。  

                       

2-4.調色
自動車の外装はその保護状態や管理状況によって新車のときから少なからず変化してしまうものです。そのため、現状のボディーの状況に合わせて塗料の色を調合する必要があり、その工程を「調色」と呼びます。
基本となる色は車種別のカラーコードから調合していきますが、現在のボディの色に合うまで何度も塗料の配合を微調整していき、色を合わせていきます。

2-5.ホコリの除去・マスキング
塗装部分に付着しているホコリをすべてキレイに取り除き、塗装作業工程の準備を行います。また、塗装が必要ない部分にはマスキングを行うことで、塗料が付着しないように丁寧に作業を行います。
2-6.塗装
塗装を行う車に調色した塗料で塗装を行う工程です。塗装作業では、一般的に数回に分けて塗り重ねていきます。何層かに分けて塗ることで色のムラが出にくくなる効果があるのです。
最後に、上塗りのクリアを塗装することで光沢を出します。

2-7.仕上げ
塗装した部分を乾燥させ、塗装面が完全に硬化したら磨いていきます。バフがけと呼ばれる磨き作業を複数回繰り返すことで、ミクロの単位で表面を均一に磨き上げ、さらに表面のツヤや光沢を出して完成です。

3.塗装の塗料の種類
車の塗装に使われる種類は、大きく分けて以下の2種類があります。
・水性塗料
・ウレタン塗料

3-1.水性塗料
現在では、多くの自動車メーカーが自動車の製造段階で水性塗料を利用しています。水性塗料には有機溶剤(いわゆるシンナー)を必要としないので、環境問題などの側面からも水性塗料の使用が主流になってきています。

3-2.ウレタン塗料
ウレタン塗料はウレタン系樹脂を主成分とした塗料のことをいいます。正確には、ウレタン塗料にも油性塗料と水性ウレタン塗料の2種類があります。上記で述べた水性塗料に水性ウレタン塗料は含まれます。
油性ウレタン塗料は基本的に2液性です。塗布するときは、主液に硬化剤を混合させて固める方法を使います。油性ウレタン塗料は比較的安価で耐久性が高く、変色しづらく、美しく仕上がるといった特徴があります。

4.まとめ
鈑金塗装の基本的な流れと塗料の種類について紹介してきました。一口に鈑金塗装といっても、作業は大きく鈑金工程と塗装工程に分かれており、さらにそれぞれの工程でも作業は細かく分かれているのです。
また、鈑金塗装の技術を応用することにより様々な「もの」に活用できると考えております。
ぜひ、あなたのアイデアを「Y’SGARAGE」にご相談ください

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